猫の異物誤飲(おもちゃなどを飲み込んだ時)の治療法と治療費について

猫を飼っていて、飼い主さんが気をつけなければいけないことの1つが異物の誤飲。
猫用のオモチャだけでなく、ヘアゴム、ビニールや紐など、普段の生活で必要なものでさえも目を離すと猫が食べてしまうこともあります。

紐状の物や大きいおもちゃを丸呑みしてしまった場合は、そのまま放っておくと、うまく排出されず、胃や腸に詰まったり絡まったりして、最悪の場合、開腹手術になってしまうことがあります。
小さいものだと、そのまま便として排出されることも多いですが、心配になるくらいの大きいおもちゃや長いものを飲み込んでしまった時は心配ですよね。

猫が異物を飲み込んでしまった場合に、病院に連れて行ったとき、どのような治療がされるのか、治療方法をまとめていきます。
また、おもちゃなどを飲み込んでしまったときにかかる治療費はいくらなのかも合わせてまとめます。

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猫が異物を誤飲してしまった時にすべきこと

消化器官に詰まりそう、絡まりそうな危険が高い異物を飲み込んでしまった場合は病院に連れて行った方がいいです。

猫の消化は食後1〜2時間後からされ、5〜6時間後には完全に胃から消化されます。

そのため、異物を飲み込んでしまってから、1時間以内には病院に連れて行く必要があります。

病院に行く時は飲み込んだものと同じもの、または、似た大きさや形状のものを持参し、受付の際に異物を飲み込んでしまったことを伝えましょう。

ちなみに、病院に連れて行かず、自宅で猫の口に手を突っ込んで強制的に嘔吐させようとする方もいますが、これはかなり危険な行為ですのでやめましょう。無理に吐き出させることで猫の体に負担がかかりますし、別の怪我が発生する恐れもあります。また、吐き出させることが出来ないことの方が多いです。

猫がおもちゃなどを飲み込んでしまった時の治療法

猫が異物を誤飲してしまった時は、まずは胃にあるうちに吐き出させる治療がされます。

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猫が自然に吐くように、吐き気が出る薬を使い、嘔吐させます。
代表的なものとして、副作用として吐き気がある鎮静剤を打ち、吐かせる方法などがあります。

しかし、薬を使っても吐いてくれない場合もあります。
そういった場合は、内視鏡を使って取り出す治療がされます。

内視鏡を入れる時は全身麻酔になりますので、半日〜1日の一時入院が必要になります。

治療費について

では、上記の治療を行った場合の治療費はいくら程度なのでしょうか。

まず、薬で上手く異物を吐き出せた場合です。
この場合は、鎮静剤などの注射を打つのみですので、大体5000円以内に収まることが多いです。

もし上手く吐き出せず、内視鏡で取り出す治療をした場合は、全身麻酔が必要となり、事前に血液検査をしてからでないと全身麻酔をしてくれない病院もあります。

血液検査が大体1万円程度。
全身麻酔も大体1万円程度。
内視鏡検査代で5万円前後。
その他、気管挿管などの費用で2〜3万円程度かかる場合もあります。

これら全て合わせると、内視鏡で異物を取り出した場合は、10万円前後くらいは治療費としてかかります。

その前に薬を使って吐き出させる治療をしているので合計で11万円前後くらいは見ておいた方がいいでしょう。

病院によって、治療費は変わってきますので一概にこの費用がかかるとは言えませんが、私が実際に過去に経験した治療費だとこのくらいでした。

さいごに

猫の治療費は保険が効かないためびっくりするくらい高額です。
愛猫の命には変えられないとはいえ、胃の中のおもちゃを取り出すだけで10万円以上かかることに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

猫は一度口の中にいれると、口を動かし、喉の奥になんでも入れてそのまま飲み込んでしまいます。
紐状のものでも口の奥に一度入ってしまうと吐き出さず飲み込もうと口を動かします。
これは猫の習性ですので、噛み癖がある猫やなんでも興味を示すやんちゃな子猫の場合は特に危険が高まります。

なにより、普段から飲み込む可能性のあるものは猫の生活空間に置かないなどして、誤飲をさせないように気をつけていきましょう!

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