メス猫の避妊手術後に着用するのはエリザベスカラー・術後服どっちがいい?

メス猫を飼い始めるとやがて訪れる避妊手術の時期。
子猫をつくる予定がない場合は猫のためにも飼い主さんのためにも避妊手術は必要なことですので、ほとんどのメス猫は避けて通れないことですね。

オス猫の去勢手術と異なり、避妊手術はお腹を切って手術するのでオス猫と比べるとかなり痛々しい傷になってしまいます。

オス猫の場合は去勢手術後はエリザベスカラーを着用し、術後の傷をなめないようにするのが一般的ですが、メス猫の場合は術後服とエリザベスカラーどちらを着用する方がいいのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットもあわせてまとめていきます。

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メス猫の避妊手術後に必要なこと

メス猫の避妊手術後に必要なことは術後の傷を猫がなめてしまわないよう保護することです。
そのため、一般的にはエリザベスカラーもしくは術後服のどちらかを着用する必要があります。
その期間は術後から抜糸までの間と指示されることが多いです。
避妊手術から抜糸までの期間は、大体1~2週間程度です。

ただし、動物病院によっては包帯のみの場合やエリザベスカラーまたは術後服の着用を推奨している場合、猫のストレスなどを考慮し、傷口をなめる様子がなければ着用をしなくてもいいという獣医さんもいますので、術後のエリザベスカラー・術後服の有無は事前に獣医さんに確認しておくことをおすすめします。

エリザベスカラーと術後服のメリット・デメリット

エリザベスカラーと術後服、着用するならどちらの方が猫にとっていいのでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットをまとめていきます。

まずエリザベスカラーについてメリットとデメリットをまとめます。

エリザベスカラー着用のメリット

・着用が必要という方針の動物病院では、飼い主さんが用意する必要はなく、術後にエリザベスカラーを着用してくれるところが多い。
・着ける作業が単純なため、嫌がる猫でも楽につけることが可能。
・傷に直接触れないため、様子を見ながら取り外しをすることができる。
・傷口を覆わないので、定期的に傷口を観察することが可能。
・首のみにしか触れていないため、洋服嫌いな性格などの猫にはお腹全体を覆う術後服よりストレスがかからない場合もある。

エリザベスカラー着用のデメリット

・食べ飲みがしづらいことから、餌を食べさせる際に高さや角度をつけるなど工夫が必要な場合がある。
・視界の範囲が狭まったり歩いているときにぶつかったりということでストレスに感じやすい。
・多頭飼いの場合は、他の猫がなめることは阻止できない。

次に術後服についてメリットとデメリットをまとめます。

術後服着用のメリット

・エリザベスカラーより動きやすい、視界の範囲も変わらないことからエリザベスカラーよりストレスに感じにくい場合が多い。
・多頭飼いの場合、他の猫がなめることを阻止できる。
・餌や水をいつもと同じように摂取することができる。
・狭い場所や毛布の中にいつも通り潜り込むことが可能。
・やんちゃな猫でも傷口をしっかり保護しているため安心。

術後服着用のデメリット

・術後服はエリザベスカラーより高価で、飼い主さんが別途購入する必要がある。
・長毛猫の場合、毛玉ができやすい。
・洋服が嫌いな猫の場合は、多大なストレスを感じる場合がある。
・拘束されることが嫌いな猫の場合、着せるのに大変。
・着脱がなかなかできないため、傷口の確認や様子をみて脱がすことが容易ではなく、抜糸まで着せっぱなしになることが多い。

着用するならエリザベスカラーと術後服、どっちがいいの?

エリザベスカラーも術後服もお腹の傷口をなめてしまわないように保護する役目には変わりありません。

上記に挙げたように、エリザベスカラーにも術後服にもそれぞれいい点・良くない点があります。
一つ言えるのは以下の条件に当てはまる猫には、術後服をおすすめします。

・多頭飼いである
・やんちゃでよく動き回る性格
・以前にエリザベスカラーを着用することでストレスを感じ、ご飯を食べなくなった

猫が何をもってストレスを大きく感じてしまうのかは、その猫の性格によって違いますので一概にどちらの方がストレスになってしまうとは言い切れませんが、視界を遮り、狭いところにも潜り込めず、ご飯を食べる時も食べにくいエリザベスカラーの方がストレスに感じてしまう猫も多いようです。
エリザベスカラーを着けることにより、大きなストレスを感じてしまい、ご飯も食べなくなり、お水も飲まなくなってしまう繊細な性格の猫もいます。

避妊手術後にエリザベスカラーや術後服を着用してストレスを与えてしまわないよう、どちらの方が愛猫にとっていいのかを、まずは避妊手術を行う前に、飼い猫の性格を理解しておくことが大切です。
術後服は飼い主さんが事前に購入しておく必要があるので、術後服を着用する予定ならば避妊手術の予定日より少し前に購入を済ませておき、数日間慣らしで着用をしてみて猫が気にしていないか、食欲や体調などに異常がないかを確かめておくことをおすすめします。
しかし、避妊手術予定日のかなり前に購入すると成長過程の子猫の場合、体重の変化が激しいのでサイズの選択にはご注意ください。

私が愛用している術後服は頑丈な作りで、猫に着せやすく、猫も動きやすそうで、私の猫は特にストレスを感じる様子もなかったのでおすすめですのでご紹介しますね!

また、術後服を着用しないにしても動物病院から支給されるエリザベスカラーは大きく硬いものが多く猫がストレスに感じてしまいやすい素材の場合が多いです。エリザベスカラーをつける場合は下記にご紹介する製品のような柔らかい素材のものを別途用意してあげることをおすすめします。

避妊手術後は数日の入院での生活環境の変化や術後の傷の痛みなどで猫には大きなストレスになってしまいます。

着用するもので愛猫がストレスを感じて苦しまないように最善の方法を探してあげてくださいね!

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