毛玉処理で猫の皮膚をハサミで切った時の応急処置は?病院に行くべき?

長毛猫は毛が絡まりやすく日々のブラッシングや定期的なシャンプーが欠かせないですが、きちんとお手入れを行なっていても中々うまくブラッシング出来ないお腹や脇あたりには毛玉が出来がちです。

一度出来てしまった毛玉はブラッシングなどで解くことは中々難しいですよね。
その場合、毛玉をハサミで切って取る方法を選択されている方も多いかと思います。

しかし猫はおとなしくハサミで切らせてはくれません。
そして毛玉を引っ張ったままハサミで切ったら、皮膚まで一緒に切ってしまった・・・というトラブルが起こり得ます。

この記事にアクセスされた方のほとんどは、今、猫の皮膚をハサミで切ってしまいショックを受け、どうすればいいか分からず焦って対処法を調べている方かと思います。

大切な猫ちゃんを自らの不注意で傷つけてしまい、とてもつらいですよね、、、
そして傷を負う猫ちゃんを見るのも初めてのことで今すぐ動物病院に連れて行くべきなのかも分からず、傷の痛々しさをみて後悔していますよね。

この記事では、猫の皮膚を誤ってハサミで切ってしまった場合の正しい応急処置の方法と動物病院に連れて行くべきなのか、連れて行くタイミング、今、飼い主さんがすべき事についてまとめていきます。

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猫の皮膚をハサミで切ってしまった時の対処法

まず、飼い主さんが1番に優先すべきことは自己判断せず、速やかに獣医さんに診てもらうことです。

猫が痛そうにしている・していない、傷の深さが浅い深いは、飼い主さんの目で判断してはいけません。もし、自己判断をしてしまうことで、本当に大丈夫かと不安が残ることでしょう。放置することで傷が悪化してしまう恐れもあります。
結果、傷が浅いため、自然治癒で問題ないと診断されるかもしれません。
しかし、判断するのは飼い主さんではなく獣医さんにお任せすべきです。

可能ならば、傷を負わせてしまった時点から出来るだけ早めに動物病院に連れて行ってあげてください。

また、動物病院に連れて行く時に、切ってしまった皮膚の断片も持っていき、獣医さんにみせると怪我の重度の判断材料の1つになります。まだ残ってるようだったら持っていきましょう。

すぐに動物病院に連れていけない場合

夜間や休日など、動物病院がやっていない時間帯に傷を負わせてしまった時など、すぐに動物病院に連れていけない場合もありますよね。

毛玉を切ろうとしてハサミで切ってしまった怪我ならば、夜間救急に行くほどの緊急性はない場合がほとんどですので適切な応急処置を行い、翌日に動物病院に連れて行きましょう。適切な応急処置については、後ほど説明します。

明らかに重度な怪我の場合

あまりにも傷が深い、出血が止まらない、非常に痛がっているなど、明らかに重症度が高い場合は、近場の動物病院で夜間救急を受け付けていれば、まずは電話をして傷の状態や症状を伝え、今すぐ動物病院に連れて行くべきか獣医さんの判断を仰ぎましょう。

(動物病院の夜間救急は、電話予約をしないと受け付けられないところがほとんどかと思いますので、焦っていきなり連れて行かず、まずは電話で問い合わせましょう。)

その場合、電話でわかりやすく伝えるため、傷の大きさを定規などで測りましょう。
猫の傷で直接測ることは難しいので、切ってしまった皮膚の断片の長さと厚さを測ると分かりやすいかと思います。
また、出血の有無や猫の様子も焦らず分かりやすく伝えましょう。

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すぐに病院に連れていけない時の応急処置の方法

病院に行くまでの間に飼い主さんが行うべき応急処置について説明します。

水道水で洗い流す

出血がない場合は、まず、水道水で洗い流しましょう。ミネラルウォーターではなく水道水がベストです。
水には抗菌作用があるため、消毒にもなります。
直接洗い流すことは猫が嫌がることが多いので、清潔なコップに水を汲んで傷に少量ずつ垂らすといいでしょう。

どうしても直接水をかけることが難しい場合は、繊維がつきにくいガーゼなどに水を含ませ、軽くポンポンと濡らしましょう。

出血がある場合は、止血する

血が止まらないようであれば、圧迫止血を行ないましょう。圧迫止血の方法は、ガーゼなどで傷口を数分押さえつけます。

出血が少量、すでに止まっている場合は止血は必要ないです。

傷口を舐めないようにする

傷が悪化してしまう一番の原因は猫が傷口を気にして舐めてしまうことです。
動物病院に連れて行くまで、猫が傷を気にしている様子だったら、傷口を舐めないようにエリザベスカラーや術後服などを着用しましょう。

猫が全く気にしていない様子なら、エリザベスカラー等の着用は必須ではないです。エリザベスカラーをつけても平気な性格の場合は着用することをおすすめします。

軟膏や消毒は使わないこと

家に常備している人間用の軟膏や消毒薬などは使用しないようにしましょう。
水だけで抗菌作用はあります。人間用の薬を薄めて使うなどは猫の体に悪い成分が入っていたり、猫がにおいを気にして舐めようとしたりと、逆に悪化させてしまう原因にもなりかねません。

獣医さんの診察を受け、必要ならば専用の薬をもらえます。それまでは、自宅の薬などを自己判断で使用しないようにしましょう。

治療について

傷の大きさや深さ、状態によって治療方法は異なりますので、どのような治療をするか、治療費はいくらなのかは一概に言えません。

傷が真皮まで達していれば縫う必要がありますし、その際は猫の性格によって麻酔や鎮静剤を選択し、治療費は変動します。

傷が表皮だけの場合、自然治癒と判断されることもあり、その場合は何もしないか、塗り薬のみ処方されます。その場合の治療費は1000〜2000円程度がほとんどです。

まずは治療費のことは考えず、病院に連れて行ってあげてください。

必ず動物病院に連れて行くこと!

猫は痛みや症状を伝えらせません。
また、猫は膿や腫れを引き起こしやすい体質を持っています。
今は痛そうにしていなくても、放置することで膿んでしまい痛みが生じるケースもあります。そして膿を体内に蓄積され、手術で取り出さなければいけない事態になるかもしれません。そうなると余計に猫に負担がかかり、治療費も多くかかります。

繰り返しになりますが、治療法を判断するのは飼い主さんではなく、獣医さんです。
動物病院に連れて行くことを悩んでいる方は、早めに獣医さんに診てもらってください。

さいごに

今後、このような飼い主さんの不注意で猫に怪我をさせないよう、毛玉を処理するときは皮膚とハサミの間にコームを入れて切ってくださいね!

毛玉処理の正しい方法はこちらの記事にまとめてありますので合わせてご覧ください。
長毛猫の毛玉処理!ハサミで切る時の注意点と正しいカット方法

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