折れ耳・短足が可愛い「スコマンチ」の問題点と病気のリスクについて

折れ耳が特徴のスコティッシュフォールド。
短足が特徴のマンチカン。

折れ耳も短足もどっちも可愛いですし魅力的で、スコティッシュフォールドもマンチカンも人気が高い猫種です。

折れ耳スコティッシュフォールドと短足マンチカンを交配させると、折れ耳で短足という可愛いに可愛いが組み合わさった猫が誕生します。
スコティッシュとマンチカンを交配させて生まれてきた猫を通称「スコマンチ」と呼ぶのですが、実はスコマンチには可愛いだけでは済まされない問題点があります。
この記事ではスコマンチに関して、問題点と病気のリスクについてご紹介します。

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スコマンチの問題点

スコマンチは折れ耳と短足をあわせ持つ猫のことです。
スコティッシュフォールドもマンチカンもどちらも人気の高い猫種で、その2種を交配させ、ミックス猫としたスコマンチは、ここ最近出来たばかりの新しい種類で、徐々に注目させています。

しかし、実は「スコマンチ」という猫種は、現状はほとんどの公式団体では猫種として認められていません。

団体によっては、病気や遺伝疾患の危険性からスコティッシュフォールドとマンチカンを交配させることを禁止しているところもあります。

スコマンチの病気のリスクについて

スコティッシュフォールドの折れ耳について

スコティッシュフォールドの折れ耳は遺伝疾患で、耳の軟骨の奇形であり「骨軟骨異形成症」という病気です。
この奇形が、成長と共に他の体の部位に現れる可能性もあり、生後数ヶ月から2年程の間に、足の関節に痛みを伴う骨のコブが出来る病気「骨瘤」を発症することもあります。
この、骨瘤は折れ耳同士の交配によって出来た子猫に発症する確率が高くなるため、折れ耳同士の交配は禁止されています。

また、骨の異常だけでなく、心臓などの内臓に疾患を持ってしまうこともあり、かつて近親交配を行われていた過去を持つスコティッシュフォールドは、元々生まれつき体が弱い個体が生まれる可能性があります。

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マンチカンの短足について

マンチカン特有の短足についても、「軟骨異形成」によって作られています。
マンチカンはスコティッシュフォールドとは違い、ちゃんとした交配から生まれた子猫なら、短足だからといって体が弱く病気にかかりやすいということはなく、きちんとした環境下でしたら健康に生きることができます。
しかし、短足のため「椎間板ヘルニア」にかかる可能性があることは注意しなければいけません。
マンチカンもスコティッシュフォールドと同じで、遺伝疾患を持って生まれないよう、短足同士の交配は禁止されています。

スコマンチの病気のリスク

スコティッシュフォールドもマンチカンもそれぞれの種類で、ちゃんとした交配を行う上では、病気のリスクはそこまで高くなく、健康に生きられる猫がほとんどです。

しかし、折れ耳のスコティッシュフォールドと短足のマンチカンを交配させて生まれてくるスコマンチには、内臓の疾患や骨の異常を持って生まれてくる確率が高くなると言われています。

スコマンチにはこういった危険性が高いため、公式団体でスコティッシュフォールドとマンチカンを交配させることを禁止しているところもあり、実際にスコマンチの交配を行なっているブリーダーは数が少ないのが現状です。
まだスコマンチという種類が存在してから日が浅く、個体数も少ないため、病気のリスクや平均寿命などは詳しく解明されていません。

さいごに

折れ耳と短足をあわせ持つスコマンチ。見た目はものすごく可愛くて飼いたいと思う方も多いかと思います。

しかし、まだ誕生してから日が浅く、詳しいことは明らかにされていませんが、遺伝性の内臓疾患を持つ可能性が高いとも言われているのが現状です。

スコマンチを飼いたいと考えている方は、将来の病気のリスクなどを一度よく考えてから飼うかどうか決めた方がいいでしょう。

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