折れ耳同士の交配は要注意!スコティッシュフォールドの子猫の見分け方

スコティッシュフォールドは折れ曲がった耳とまんまるの目と顔が特徴で、折れ耳が可愛いと日本で大人気の猫種です。

猫を飼うならスコティッシュフォールドがいい!と考えている方も多いです。

しかし、折れ耳のスコティッシュフォールドを飼う前に注意して確認しなければいけないことがあります。
それは、両親がどちらとも折れ耳ではないかということです。

この記事では、スコティッシュフォールドの折れ耳同士の交配についてと、子猫が折れ耳同士の交配で生まれた子ではないかを見分ける方法をご紹介します。

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スコティッシュフォールド特有の病気と折れ耳同士の交配の関係性について

スコティッシュフォールドは折れ耳が人気だからといって折れ耳同士を交配させれば折れ耳が100%生まれるのでは!?と思う方もいるかと思いますが、折れ耳同士の交配は禁止されています。

それは、折れ耳同士の交配を行なって生まれた子猫は、奇形で生まれたり、最初は元気でも数ヶ月後に骨瘤などの病気になる確率がかなり高くなるためです。

折れ耳と骨瘤について

スコティッシュフォールドの1番の特徴ともいえる折れ耳は、実は、先天性の耳の軟骨の奇形なのです。

折れ耳のスコティッシュフォールドは、耳が折れているだけではなく、骨の奇形が他の部位の骨にも現れることがあります。
こういった場合に、体の成長と伴い、多くは骨や関節の痛みとともに、骨が変形したりします。
この病気を遺伝性骨形成異常症といい、これが手足の関節にコブとなって現れる病気を骨瘤(骨軟骨異形成症)と言います。

この骨軟骨異形成症は、折れ耳同士のスコティッシュフォールドの交配によって生まれた子猫に、発症確率が高くなることがわかっています。
そのため、折れ耳のスコティッシュフォールド同士の交配は禁止されています。

折れ耳同士の交配

折れ耳は優勢遺伝のため、折れ耳同士で交配を行うと、100%折れ耳の子猫が生まれます。
立ち耳×折れ耳との交配では折れ耳が生まれる確率は30〜50%程度です。

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悪徳ブリーダーの存在

折れ耳同士の交配は奇形が生まれたり、将来病気を発症する可能性が高いため、禁止されています。
そのため、基本的に市場に出回っている子猫は、立ち耳と折れ耳の交配によって生まれたスコティッシュフォールドの子猫のはずです。

しかし悪徳なブリーダーは折れ耳の方が高く売れるからと、売れた後の子猫の病気のことなど考えず、折れ耳同士の交配をして売りに出していることもあり得るのが現状です。

スコティッシュフォールドの子猫の見分け方

スコティッシュフォールドを購入する手法としては、主に「ペットショップで購入」と「ブリーダーから直接購入」の2パターンがほとんどです。

ブリーダーから直接購入する場合は、キャッテリー(猫を飼育してる場所)に見学しに行き、親猫を見ることが出来ます。
その際に、どの親から生まれた子猫なのかを見ることができ、兄弟猫も確認できます。
立ち耳×折れ耳の交配で生まれた子猫は、高い確率で立ち耳の兄弟猫がいるはずです。
しっかりとした優良なブリーダーでしたら、親猫や兄弟猫のことも教えてくれますし、安心して購入できますね。

問題は、ペットショップで購入する場合です。
ペットショップの猫は親猫の姿を見ることは難しいですし、基本的に1匹ずつ管理されているため、兄弟猫も確認が難しいことが多いです。

こういった場合の見分け方として、まずはペットショップの店員に親猫のことや兄弟猫のことを訪ねてみましょう。

また、兄弟猫が同じ系列のペットショップに卸されていて、他店舗にいるということも多いです。
そのペットショップのホームページで、同じ日に生まれた子猫を検索して探してみましょう。出生地や親猫の情報を書いてくれているペットショップもありますので、照らし合わせると兄弟猫が見つかることもあります。

例えば見つかった兄弟猫が4匹いたとして、4匹とも折れ耳の場合は、折れ耳同士で交配した可能性がありますので注意してください。

さいごに

スコティッシュフォールドの子猫を飼うまえに知っておきたいことをご紹介しました。
世の中のスコティッシュフォールド全てがちゃんとしたブリーディングから生まれた子猫ではないかもしれないということを念頭において、子猫を飼うまえに兄弟猫のことを調べてみることをおすすめします。

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