撫でると噛む・嫌がる・逃げる!猫の気持ちと原因・適切な接し方

猫は撫でるとゴロゴロ喉を鳴らしてスリスリするところが可愛いですよね。

そんな生活を夢見て猫を飼ってみたけど、
『頭を撫でようとすると牙を向け、手をガブッ!ホールディングからの後ろ足キック!』
『おとなしく眠そうにしてる時でも、頭を撫でると全然気持ちよさそうにしてくれないし、すぐに噛んできて興奮状態になってしまう。』
『足下につきまとってくるくらいベッタリなのに、頭を撫でようと手を差し出すと逃げてしまう』

「何か思ってたのと違う!!手が引っ掻き傷や噛まれた傷でボロボロ。どうすれば甘えてきてくれるの!撫でさせてくれるの!」と悩んでいる方、いませんか?

猫の気持ちは分かるようで分からなくて、私も今まで色んな猫と過ごしてきましたが、全ての猫がゴロゴロ喉を鳴らして、甘えてすり寄ってくる子ばかりではありませんでした。

『撫でると噛む・嫌がる・逃げる』そんな猫は何かしらの原因があり、そのような行動をしているのだと考えられます。

この記事では、撫でられるのが嫌いで噛みついてきてしまう猫の気持ちと、そんな猫との接し方のポイントをご紹介します。

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猫が撫でると噛む理由

猫が撫でると噛むパターンには2つあります。

①最初は気持ちよさそうにしてたのに、撫でてる途中で突然ガブッと噛む。
②撫でようと手を近づけると臨戦態勢。触った途端に噛んでくる

①撫でてる途中で突然噛んできた場合

①の場合は、撫でられるのが好きな猫です。撫でられてる途中で、「もういい!触らないで」と気分を変えた時に噛むことで表現している、または、「そこじゃない!下手くそ!」とそこは撫でても気持ちよくないよ〜という気持ちを表していることが多いです。

このパターンはほとんどの猫に良くあることで、突然噛まれた時は素直に従い撫でるのをやめるよう接していけば問題ないでしょう。

②撫でようとすると噛む場合

②の場合は、前者と全く違います。
常に撫でさせてくれない原因の一つとして考えられるのが、撫でられることが嫌いなのです。
猫なのに撫でられることが嫌いなことってあるの!?と疑問に思われる方も多いですよね。
基本的に猫は頭や喉を撫でられることが大好きな動物です。
しかし、何かしらの原因があって、撫でられることが嫌いになってしまった猫もいるのです。

もう一つの原因として、手をおもちゃだと思っているパターンも考えられます。手でじゃれている様子だと完全におもちゃだと思っていることが多いです。

撫でると噛む・嫌がる・逃げる時の猫の気持ちと原因

撫でられることを嫌がり、触ると手に噛みついたり、手を近づけると逃げてしまう場合に、猫はどのようなことを考えているのでしょうか。

「噛む」猫の気持ちと原因

触ると噛む場合は、嫌がってor敵視して攻撃しているまたはおもちゃだと思ってるパターンがあります。

●猫の気持ち
嫌がってor敵視して攻撃してる時は、「触らないで!」「やるのか!!負けないぞ!!」と考え噛んでくるのです。敵視してる場合は噛む力が強く、興奮状態になります。口を開け、「これ以上近づいたら噛み付くぞ」とアピールします。
おもちゃだと思って噛む場合は、ホールディングからの後ろ足キックも付いてきます。

●原因
この場合の原因は、子猫の頃の接し方に問題があります。嫌がっているのに無理矢理攻撃的に撫でていたり、ふわふわで気持ちいいからと無理矢理触ったり、手で遊んで噛ませていたり、喧嘩したり。そうやって接していくうちに人の手を敵・おもちゃと思うように成長してしまったのです。

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「嫌がる」「逃げる」猫の気持ちと原因

●猫の気持ち
触ろうとすると嫌がる・逃げる場合は、触られたくない・触られることが嫌いな場合が多いです。
「触らないで!」「怖い!」「何するつもりなの!」「何か痛いことするの?やだ!」と何かを察して恐怖を感じて嫌がる、または逃げてしまうのです。

●原因
この場合は、過去に人の手によって酷い虐待を受けたりして心に傷を負ってしまった猫の場合が多いです。
または、お手入れだと思って行ってきた目ヤニ取りや、耳掃除、歯磨き、爪切り、ブラッシングなどが大嫌いで、人の手を見たらそれをされるのではないかと恐怖で逃げているパターンも考えられます。

今までは触らせてくれたのに、突然、触られることを嫌がっている場合は怪我などでどこかが痛いのかもしれません。

適切な接し方

これまでご紹介したように、猫が触られることを嫌がる、撫でると噛む原因のほとんどは、過去の猫への接し方が問題で人の手を「自分にとって良くないもの」「信用できないもの」「おもちゃ」と考えていることが原因です。

しかし、足下にまとまりついたり、ニャーと鳴いてアピールしてきたり、猫ちゃん自体は飼い主さんのことは大好きです。
ただただ、「人の手が自分にとって良いことをもたらしてくれるもの」ということを分かってない・信用していないのです。

そんな猫ちゃんに対しては、これからの接し方を変えていく必要があります。
すぐに実行にうつしてもらいたいポイントをご紹介します。

飼い主から撫でにいかないこと

まず、1番に実行して欲しいのは「むやみやたらに触ろうとしない」ことです。
警戒している状態で撫でて、嫌がってるのに無理矢理「触ってれば気持ちよくなってくるはず!」と勝手に解釈し、猫の頭や喉を撫で続けることだけは、絶対にしないでください。ただ単に逆効果です。

触りたい気持ちは分かります。甘えてきて欲しい気持ちもわかります。しかし、そのような接し方を続けていると余計に猫から信頼を失っていきます。

猫を撫でていい時は、ゴロゴロとすり寄って来た時のみにしてください。
そしてゴロゴロ音が小さくなってきて撫でられることに飽きてきたな…と思ったら、すぐに引くこと。

求められるまで、猫に手を差し出すことを出来るだけやめてみましょう。

お手入れは撫でるのと一緒にしないこと

猫と暮らしていく上で、お手入れは絶対に必要です。特にブラッシングや目ヤニとりは毎日してあげたいところですよね。
今まで撫でることと合わせて、そういったお手入れを行ってきた方は注意が必要です。

嬉しいことと嫌なことをしっかり区別して行いましょう。
撫でながら目ヤニとりをしていたり、撫でながらブラッシングをすることを癖付けてしまうと、猫は「撫でられる=嫌なことをされる」と認識してしまいます。
そして人の手に対する警戒度が上がっていきます。

嫌なことは嫌なことで終わらせてしまうことが大切です。
もちろん、お手入れは投げやりに強くしてはいけません。
優しく、手早く、愛情をこめて行ってください。
そしてお手入れ後は撫で回すのではなく、ご褒美としてオヤツを与えてみましょう。

最後に

ご紹介した接し方を試しても絶対にすぐに甘える猫にはなりません。
猫との信頼関係は、数年単位で築いていくものです。
時間をかけ、ゆっくりと猫の気持ちに寄り添って接していけば、人の手を信頼して委ねてきてくれます。

撫でられることが嫌な猫は、人の手が信用できないだけで、飼い主さんのことは大好きなのです。

撫でたい!触りたい!もふもふしたい!と人の気持ちだけを押し付けてはいけません。猫の気持ちとしっかり向き合うことが大切です。

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