スコティッシュフォールドは折れ耳でまん丸の大きな目が特徴の猫で、日本では大人気の猫の種類です。
見た目がとっても可愛いスコティッシュフォールドは、その性格も温厚で大人しいと言われていて、人気の理由の一つです。
中でも甘えん坊と言われているオスのスコティッシュフォールドの性格について詳しく見ていきましょう。
オスのスコティッシュフォールドの性格の特徴
一般的にはオスのスコティッシュフォールドはこのような性格を持っていることが多いと言われています。
・やんちゃ ・いたずら好き ・甘えん坊 ・人懐っこい ・好奇心旺盛
子猫の時はやんちゃでいたずら好き!?
スコティッシュフォールドは比較的おとなしい性格と言われている猫ですが、オスのスコティッシュフォールドはやんちゃな性格を持っていることが多く、特に子猫や若い猫の場合は元気に走り回るやんちゃっぷりを発揮します。
そこに紐やビニールなど好きなものが落ちていれば、興味深々でお構いなしにイタズラしてしまうので、猫が触れる場所に物が置けなくなったという方も多いです。
おそらくスコティッシュフォールドの性格はおとなしいと聞いていた方は、いざ飼ってみたらこんなやんちゃだなんて!とびっくりしてしまいます。
成長するとおとなしい性格になることも!
しかし年齢を重ねるごとに落ち着いたおとなしい性格になっていくことも多く、やんちゃでいたずら好きなのは「子猫だから、まだ若い猫だから」と言われると納得できますね。
もちろん子猫の時からおとなしいスコティッシュフォールドもいますし、大人になってもやんちゃな猫もいます。
一概にスコティッシュフォールドのオスは子猫の時はやんちゃで大人になるとおとなしくなるわけではないので注意してください。
オスのスコティッシュフォールドは甘えん坊!
スコティッシュフォールドだけでなく、いろんな種類の猫でもオス猫は甘えん坊な性格が多く、飼い主さんにべったり付きまとうような、いわゆる「かまってちゃん」な猫が多いです。中でもスコティッシュフォールドのオスはとっても甘えん坊な性格を持っていることが多く、常に飼い主さんのそばにいたい!とお風呂でもトイレでも少しそばを離れると「中に入れて~!」と鳴いてアピールするさみしがり屋な猫ちゃんもいます。
すりすりゴロゴロべったりしてくる猫は、本当に可愛くてたまらないですよね。猫に思いっきり甘えられたいと考えている方はオス猫を飼うことをおすすめします!
甘えん坊な性格は、親猫や兄弟猫から離された時期にも関係していると言われています。早々に親猫から離されてしまった子猫は大人になっても甘えん坊が続くという説もあります。そう考えると甘えてきてくれたときは全力で甘やかせてあげたくなりますね。
もちろんオスのスコティッシュフォールドが全て甘えん坊というわけではないのでご注意ください。
猫の性格は父猫の性格を確認しよう!
猫の性格は父猫の性格に似ることが多いと言われています。
猫を飼う前に父猫の性格を確認することで、どんな性格の猫に成長するのかを参考にすることもできます。
子猫を飼うときはブリーダーさんにキャッテリー(猫を繁殖させている飼育スペースのこと)を見学させてもらい、父猫はどんな性格なのかと聞いておくことをお勧めします。
全ての子猫が父猫と同じ性格に成長するわけではないのであくまで参考までにしてくださいね。
最後に
スコティッシュフォールドのオスの性格についてご紹介しました。
しかし、上に紹介した性格はあくまで一般的な性格で、比較的こういう性格が多い」というだけで、猫の性格は猫それぞれです。
人と同じで猫の性格も、遺伝や成育環境、育て方、しつけの方法や愛情のかけ方などでどんな性格になるかは関係していると思います。
スコティッシュフォールドはおとなしくて温厚な猫だという理由で飼ったとしても、実際はやんちゃで攻撃的な性格の持ち主かもしれません。甘えん坊だと聞いてオス猫を選んでもツンツンで撫でられるのが嫌いでめったに甘えてこない性格かもしれません。実際にそのような一般的な性格と真逆な猫をたくさん見てきましたし、今私が飼っている猫もそうです。
実際に飼う前から種類や特徴だけで猫の性格に理想を抱くことや期待はあまりしないで、どんな猫でも愛情を持って一緒に暮らしてあげてくださいね。