スコティッシュフォールドはまんまるな目と折れ耳が特徴の日本では大人気な猫の種類です。
そのため、日本では雑種(ミックス猫)を除き、一番飼われている猫の種類と言われています。
スコティッシュフォールドは、ロングヘアからショートヘアとどの毛の長さでも血統種として認められています。
また、毛色もホワイト・ブラック・ブラウン・クリーム・キャリコ等、色々な毛色のスコティッシュフォールドが存在してどれも血統種として認められています。
飼い主さんは大切な愛猫には、いつでもきれいな毛並みと清潔感を保ってほしいと考えますよね。
そこで今回は、日本で最も人気なスコティッシュフォールドについてお風呂に入れる必要性と時期・頻度に関してご説明します。
スコティッシュフォールドをお風呂に入れる必要性は?
スコティッシュフォールドに限らず、猫はとってもきれい好きで、やわらかい体を活かし、自分で全身をなめて、グルーミングを行っています。
また、猫は基本的に水が苦手な生き物のため、お風呂は極端に嫌がりストレスを感じてしまいます。
そのため、必要以上のシャンプーはしなくてもいいですが、ひどく汚れてしまった場合に綺麗に洗うためや、抜け毛の時期にお風呂に入れることで不必要な抜け毛を洗い落としたりするために、お風呂に入れることは定期的に行ってあげるべきでしょう。
猫はグルーミングだけでは綺麗にしきれない部分があります。
特に長毛の猫の場合が短毛に比べてその部分がより多く毛の奥深くまでは綺麗にできません。
それはスコティッシュフォールドのロングヘアにも該当します。
そのため、ショートヘアの猫に比べるとロングヘアの場合の方がシャンプーの必要性は高いです。
スコティッシュフォールドをお風呂に入れる時の注意点はこちらの記事をご覧ください。
●スコティッシュフォールドをシャンプーする時の注意点
お風呂に入れる頻度は?
スコティッシュフォールドはロングヘアとショートヘアどちらも存在していますが、ロングヘアとショートヘアによってお風呂に入れる頻度は変わってきます。
ロングヘアの猫は汚れがたまりやすく、特にお尻周りの毛は汚れが付きやすいです。また、毛の根本まではグルーミングできれいにしきれないため雑菌も繁殖しやすいです。
そのため、こまめにシャンプータオルで拭いてあげたり、毛が短い猫に比べると短い期間でお風呂に入れることが大切です。
●シャンプーの頻度 ショートヘア:4〜6ヶ月に1回 ロングヘア:1〜3ヶ月に1回
お風呂に入れる時期は?
スコティッシュフォールドは抜け毛も少なくない種類のため、換毛期には多くの毛が抜けます。
そのため、出来るだけ抜け毛が多い時期にお風呂に入れてあげることで体の清潔感を保てつつ、抜け毛も洗い落とせます。
抜け毛を洗い落とすことで猫がグルーミング時に飲み込んでしまう毛の量を少なくすることができ、体内に毛玉をため込んでしまうことも防げますし、室内や飼い主さんの洋服に毛がごっそり着くという気になる点も多少は解消できます。
そのため、年2回ある換毛期「3月~4月頃」「10月~11月頃」に1度ずつお風呂に入れてあげることをお勧めします。
スコティッシュフォールドの子猫時代はいつからお風呂に入れていいのかはこちらの記事をご覧ください。
●スコティッシュフォールドの子猫はいつからお風呂に入れていいの?
※注意点
冬の寒い時期はお風呂に入れると風邪をひいてしまう可能性があるので、ひどい汚れなどがない限りは出来るだけお風呂に入れることは避けてあげましょう。
猫をお風呂に入れる時期は、出来るだけ暖かい季節を選び、抜け毛や汚れ、においが気になった時にシャンプーしてあげると良いでしょう。