スコティッシュフォールド特有の病気「骨瘤」の症状や原因、治療法

折れ耳が可愛いと大人気のスコティッシュフォールド。
特に日本では人気猫の頂点に立つ猫種です。

しかし、スコティッシュフォールドの特徴の可愛い折れ耳が、実は遺伝性疾患の1つで、耳軟骨の形成異常なのです。

スコティッシュフォールドに特有の病気「骨瘤(こつりゅう)」について、その症状や原因、治療法をご紹介します。

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スコティッシュフォールド特有の病気「骨瘤」とは?

骨瘤(こつりゅう)」は、正式な病名は「骨軟骨異形成症(こつなんこついけいしょう)」とも呼ばれています。

これは、スコティッシュフォールド特有の病気で、体の成長に伴って、手や足の関節に骨瘤(骨のコブ)が出来る病気のことです。

スコティッシュフォールドが骨瘤になる原因は?

スコティッシュフォールドの1番の特徴ともいえる折れ耳は、実は、先天性の耳の軟骨の奇形なのです。

骨の異常発達が親から子へ遺伝されて現在のスコティッシュフォールドが存在しています。

折れ耳のスコティッシュフォールドは、耳が折れているだけではなく、骨の奇形が他の部位の骨にも現れることがあります。
こういった場合に、体の成長と伴い、多くは骨や関節の痛みとともに、骨が変形したりします。
この病気を遺伝性骨形成異常症といい、これが手足の関節にコブとなって現れる病気を骨瘤(骨軟骨異形成症)と言います。

こういった骨の異常は、生まれつき耳の軟骨に奇形がある折れ耳のスコティッシュフォールドに起こりうる病気のため、骨瘤はスコティッシュフォールド特有の病気と言われています。

また、この骨軟骨異形成症は、折れ耳同士のスコティッシュフォールドの交配によって生まれた子に、発症確率が高くなることがわかっています。

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そのため、折れ耳のスコティッシュフォールド同士の交配は禁止されているため、市場に出回っている子猫は、立ち耳と折れ耳の交配によって生まれたスコティッシュフォールドの子猫のはずです。

しかし悪徳なブリーダーは折れ耳の方が高く売れるからと、折れ耳同士の交配をしていることもあり得るため、ペットショップで購入した親が不明な子猫は注意が必要です。

骨瘤の症状は?

手や足の関節部分に骨のコブ(骨瘤)ができることで、その部分が腫れてきます。

そのコブは猫にとって痛みを伴うため、歩くときに足を引きずって歩いていたり、高いところからジャンプできなくなったりします。

また、足の関節をうまく曲げることが出来なくなるため、座り方がおかしかったりすることもあります。

骨瘤は、体の成長と伴って発症するため、生後4〜5ヶ月頃から発症し、徐々に進行していきます。

このような症状が見られる場合は要注意!病院で診察を受けましょう。

・歩き方がおかしい
・足を引きずって歩いている
・耳をかくときの体勢がおかしい
・高いところからジャンプ出来なくなる
・足にコブができている
・足を触ろうとすると痛がる、怒る

骨瘤の治療法は?

骨瘤が起きた場合は以下の治療法があります。

・手術でコブを切除する
・放射線治療
・薬物治療
・痛み止めなどの処方

進行状態や年齢などによって上記のような治療法を獣医さんと相談して選択していくこととなります。

いずれも、長い目で見た治療で、猫と共に頑張っていかなければいけないです。

スコティッシュフォールドは骨瘤に注意が必要!

スコティッシュフォールドは折れ耳が可愛いと大人気ですが、その裏に骨瘤を発症してしまう可能性があります。

大事な愛猫が生涯痛みと共に生きていかなければいけないリスクがあるということを覚えておきましょう。

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