スコティッシュフォールドを購入しようとして目に入るのは、毛色もそうですが、毛の長さがロングかショートかも気になりますよね。
ロングヘアー(長毛)の猫はもふもふしてふわふわで可愛い印象はありますよね。
そもそもスコティッシュフォールドは、毛の短い猫が多いイメージはありますが、長毛のスコティッシュフォールドは珍しいのでしょうか?
また、長毛のスコティッシュフォールドは、親からの遺伝は関係しているのでしょうか?
ロングヘア(長毛)のスコティッシュフォールドは珍しいの?
長毛のスコティッシュフォールドは短毛のフォールドに比べて、珍しいです。
特に折れ耳の長毛のスコティッシュフォールドは、生まれてくる確率が低く、ペットショップへの出回りも少ないです。
ブリーダーさんから購入する場合でも長毛の折れ耳スコティッシュはかなり人気が高く、すぐに買い手が見つかることが多いです。
何故、ロングヘア(長毛)のスコティッシュフォールドは珍しいの?
猫の長毛短毛の遺伝は、短毛(L)が優勢遺伝、長毛(l)が劣勢遺伝になります。
つまり、生まれてくる子猫に1つでも短毛の遺伝子が含まれていれば、その子猫は短毛になります。
子猫は、両親から1つずつ遺伝子をもらい、生まれてきます。
父猫(Ll)×母猫(Ll)の場合、生まれてくる子猫はLL、Ll、lL、llの4パターン。
そのうちllの遺伝子を持った子猫のみが長毛となります。
ちなみに、長毛×長毛の交配の場合は100%長毛の猫になります。
また、スコティッシュフォールドは折れ耳同士の交配は、禁じられているため、大体30%の確率で折れ耳の子猫が生まれます。
長毛折れ耳×長毛立ち耳の交配でも折れ耳が生まれる確率は30%
どちらかが短毛、あるいは両親とも短毛の場合は、両親とも長毛遺伝子をもっていないと絶対に長毛の子猫は生まれませんし、その確率の中、折れ耳となるとかなり低い確率だということがわかります。
そのため、長毛のスコティッシュフォールドだけでも、珍しいとされていますが、折れ耳で長毛のスコティッシュフォールドはかなり珍しいとされています。
ロングヘア(長毛)のスコティッシュフォールドの値段は?
長毛のスコティッシュフォールドは人気も高く、短毛に比べて高い値段設定をしているペットショップやブリーダーさんもいます。
また、スコティッシュフォールドは折れ耳であることも値段が高くなる傾向にあるため、長毛で折れ耳のスコティッシュフォールドはかなり高い値段設定になっている場合が多いです。
スコティッシュフォールドの平均は15〜20万円程ですが、折れ耳の長毛のスコティッシュフォールドの女の子ですと、25万円を超える値段を提示している販売店が多く見られます。
しかし立ち耳ですとそこまで値段は上がってない印象です。
私の体感ではざっと15万前後くらいが多いです。
ロングヘア(長毛)のスコティッシュフォールドは値段は高いけど、人気絶大!
長毛で折れ耳のスコティッシュフォールドは、手に入れるには少々高いと感じますが、とってもふわふわしてて愛くるしくて可愛いです。
そのため人気はかなり高く、すぐに買い手が見つかって売りに出された数日後には商談中になっている場合も多いです。
そのため、長毛のスコティッシュフォールドをお探しの方は、お気に入りのブリーダーさんを見つけ、「この子だ!」と思ったら、すぐに行動することをおすすめします。